舗装された道が目の前からなくなった時、そこには新しいライドの楽しみが待っている。
Inversionは、マウンテンバイク乗りのためのロードバイクといってもいい。 溶接部が美しく処理された、D‘FUSION TUBING採用のダブルバテッドのクロモリフレームで、142×12mmスルーアクスル用に改良したオリジナルドロップアウトを採用しており、BREEZERのテクノロジーが全て盛り込まれた、実にマルチなドロップバーアドベンチャーバイクだ。 フォークはフルカーボンで100×12mmスルーアクスル仕様。テーパードタイプのヘッドチューブを採用しており、あらゆる地形に対して快適なライディングが可能。 タイヤクリアランスは38Cまで装着可能で、D‘FUSION TUBINGが採用されたクロモリフレームは最適化された長いヘッドチューブに接合され、友達とロードを走る時でも、シクロクロスレースやグラベルレースで走るときでも、常に快適な乗り心地を提供する。
Inversionは「ロード」バイクという概念を壊していくはずだ。
Price | ¥162,800(フレームセット) |
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Sizes | 45cm, 48cm, 51cm, 54cm |
Color(s) | Sage / Burnt Orange |
Frame | Breezer D’Fusion fully-butted chromoly steel, tapered head tube, BB92, 142X12 through-axle dropouts |
Fork | Full-carbon disc, tapered steerer, 12mm through-axle w/rack, fender & side bottle mounts |
Headset | FSA 1 1/8”-1.5”, Fully Integrated, 36° ACB-Sealed, 6.5mm Aluminum Top Cover |
TECH | D'fusion/BREEZE-IN |
Size | 450 | 480 | 510 | 540 |
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Seat Tube, Center to Top | 450 | 480 | 510 | 540 |
Top Tube, Effective | 515 | 540 | 555 | 570 |
Head Tube Length | 100 | 115 | 130 | 155 |
Seat Tube Angle | 75 | 74 | 73 | 73 |
Head Tube Angle | 70 | 70 | 70.5 | 71 |
Chainstay Length | 425 | 425 | 425 | 425 |
Wheelbase | 1005 | 1023 | 1028 | 1030 |
Bottom Bracket Drop | 78 | 78 | 75 | 75 |
Fork Offset | 48 | 48 | 48 | 48 |
Stack | 537.02 | 553.05 | 566.13 | 589.91 |
Reach | 369.6 | 379.73 | 384.49 | 387.32 |
Standover | 706.92 | 729.91 | 754.66 | 781.57 |
Stem | 90 | 90 | 100 | 110 |
Handlebar Width | 400 | 420 | 420 | 440 |
Crank | 170 | 172.5 | 172.5 | 175 |
Wheel Size | 700c | 700c | 700c | 700c |
Seat Post Diameter | 27.2 | 27.2 | 27.2 | 27.2 |
D‘FUSION TUBINGはヘッドチューブ周りのような負荷が集合する部分に、ユニークなD形状のチューブを用いたチュービング。このチュービングによりライダーに伝わる衝撃を減らし、フレーム剛性を強化させることが可能となった。 チューブ断面でいうDの字の平らなセクションは一方の曲線セクションの負荷を拡散する働きをし、疲労のリスクを減らす。 これらの技術はヘッドチューブ、トップチューブ、ダウンチューブにとどまらず、 チェーンステーやシートチューブにも使用されている。 このチューブを使用することで、見た目や重量に影響を及ぼす大げさな補強の必要もなく、スマートかつ軽量なフレームを仕上げることが可能になっている。
リアブレーキキャリパーがシートステーではなくチェーンステー上に取り付けられている構造、これをAPEX DISC MOUNTまたはAPEX FORCE TRANSFAR (AFTと)呼ぶ。 シートステーに比べ径が太いチェーンステー上に位置することで、ディスクブレーキの制動力を余すことなく受け止めることが可能になり、また一方でシートステーのデザインの自由度は高くなる。 このことは騒音のリスクを軽減することにもつながり、また2つのステー間に位置することで、外的な干渉からも安全に守られ、トラブルに悩まされることも少なくなる。
1993年の開発当初から、もはやJoe Breezeのアイコン的存在でもあるBREEZE-IN DROPOUTは、標準的なドロップアウトの倍の剛性があり、重量は半分だ。 また、集合する2つのステーは限界までリアアクスル軸に近づけ伸ばすことができ、チューブ形状は限りなく理想の形状に保たれる。 今日では当たり前になっている、このようなドロップ形状はBREEZEがパイオニアである。 このドロップアウトによって変速のフィーリングやホイール交換の効率も格段に良くなるだろう。もちろんライドの質も。